「商品を売りたい」「お店に来て欲しい」人類はいつからそんな思いを始めたのでしょうか?
あるキャッチコピーをご紹介します。
「このコスメを使えばどんな老人でも若くなる。100万回も実証済み。」
あぁ、どこの化粧品メーカーのコピーだったかな?なんて思いませんでしたか?
これはなんと、5000年前の古代エジプトで書かれた世界最古の看板広告文なのだそうです。
現代では広告審査には通らないようなやや過大な文言ではあるものの、この1文の中に今も昔も変わらない大きなテクニックが実は、いくつも隠れているのです。
例えば、
「ターゲットデモグラフィックの選定」
「キャッチコピーのアトラクティブ性」
「カスタマー目線のメッセージと数字の組み合わせ」
といった点は、基本事項と言えるでしょう。
5000年も前から、人間の購買意欲という「心理」は変わっておらず、また、それを逆手にとって心の懐に入る「マーケティング」も、手法こそ変わったものの、基本は変わっていないのです。
